大阪で頑張る農業経営者
●大阪府農業経営者会議 会員紹介  
府内30市町村で会員が活躍しています。(会員数106人 平成20年5月末現在)  
                            ↓ 下の地図をクリックしてください。

 
▲四季折々の花に囲まれる『山燈花』
喧噪と無縁の時空と山里料理が客を魅了
 
  ごあいさつ
会長   
井関 醇一   (千早赤阪村)
◇観光農業
 「農業のロータリアン」をモットーに、大阪府農業経営者会議は昭和47年に、それまでの「大阪府農研連」などが発展的改組する形で誕生しました。
 以来、 府全域をカバーする農業経営者の自主独立組織として、様々な活動をしてきました。
 その一つが会員同士や他県経営者との交流です。「農業経営者会議」は他の都府県にも設立されています。年に数回開催される全国研修会や総会は有名な経営者と交流を深めるよい機会です。

■若い方こそ『経営者会議』に
 最近の若い方は組織活動をあまり好まないようですが、若い頃に得た知識や人脈がその後の経営発展の基礎となります。これは私自身の経験でもあります。
 府内でも屈指の農業経営者であると自負する各会員の考え方・経営哲学に、あなたもぜひ、触れてみてください。
他都府県経営者との交流
(東京都農業経営者クラブ来阪 2005.3.10-11)
第34回総会
(2005.2.15 於:パル法円坂)
中央研究会 「売れる直売所の仕組みづくり」
(2005.2.15)
家族会員活動 「府内産農産物 を味わうランチ会」 (2004.12.8  於:ホテルニューオオタニ大阪)
大阪農業PR活動 (会員生産農産物の展示 他) (2004.10.25於:NHK大阪ホール)



●このほか
大阪府環境農林水産部幹部職員との意見交換会の開催
「大阪農業時報」など最新の農政情報、資料を毎月発送

●北部地域(三島、豊能地区)
安田 耕次 さん (茨木市) ◇野菜
 直売所『安田農園』は府中央卸売市場のすぐ近く、"農家の野菜屋さん"の看板が目印。「ええ場所やないけど」と謙遜するが、次々とお客が。気さくなやりとりもその魅力で、仕入の帰りに偶然立ち寄った東シェフとの付き合いもそんな中から始まった。
▲農業とは無縁(?)の女性雑誌で紹介
 
▲奥さんも家族会員。 左は懇意の東シェフ
 「新鮮で味がよい。今ある野菜でメニューを創作している」とシェフの惚れ込みはかなりのもの。東さんは、安田さんを全面に出したメニューを店で振る舞い、逆に安田さんは直売所でお店『ビストロ疋田』のPRコーナーを設けている。今はやりのコラボレーションがごく自然に。
  「八百屋やスーパーじゃない。持っている資源を最大限に生かす」をモットーに、最近はお客様を相手に収穫体験を始めた。これも安田流の"鮮度のPR"。


●泉州地域(泉北、泉南地区)
霜野 要規 さん (堺市) ◇軟弱野菜
 「パソコンや経理など、農業経営について学べてよかった」と、霜野さんは入会してからを振り返る。自身、(有)しものファームの社長として、収穫・出荷、従業員管理などを主に行う。
▲円内写真/集中制御でかん水の労力を軽減
  写真下/府内最大級の連棟ハウス
▲施設面積8,200u、28棟のハウス群を背に
 会長である父、母や妻との役割分担も確立し、府内有数の企業的経営を実践している。
  「父も聞けば教えてくれるが、人に聞く方が身になる。(その意味でも)親切な会員の方が多い」とも語る。また、学校給食への協力や消費者交流など、大阪農業のPRにも心を配る。


●南河内地域(南河内地区)
田中 隆 さん (河内長野市) ◇果樹
 「農業経営者としてプロの百姓になれ」と田中さんは後継者の隆二さんに熱い期待をかける。販売は隆二さんが全面的に担当し、直売やインターネット通販などで手腕を振るう。「今ある経営の基盤を活用しつつ省力化を進めたい」 と力強く語る隆二さんに表情が緩む。
▲井関会長(右)と経営について熱く語る

▲後継者の隆二さんと
 経営者会議については「進んだ人を勉強するのが一番。会員は皆同じ"農業経営者"であり聞き易い」と語る。
  「世の流れに先んじて常に次の手段を考えたい」とこれからの経営にも余念がない。


●中部地域(北河内、中河内、大阪市地区)
南 保次 さん (寝屋川市) ◇水稲・野菜
 「色々な角度から農業を見ることができる」と南さんは経営者会議の魅力を語る。 同市の他、奈良県や三重県などにもほ場を持ち多忙を極めるが、近隣小学校での食農教育や老人ホームなど福祉との連携も大事にする。 「農業で地元に貢献したい。子ども自らが目にする野菜や米を給食で食べてほしい」 と語り、エコ農産物で安全・安心も併せてPRする。
▲ムラの助け合い精神が今も生きる『FG三井』のみなさんと左から2番目は会員の中東廣司さん
▲食農教育"最前線"のほ場(寝屋川市)にて
 そんな南さんが頼りにするのは『FG三井』のメンバー。水稲施設の共同利用を中心に、裏作の野菜づくりも相互に助けあう。中東さんの「"お友達"で気が合う」という言葉に、人柄の良さを改めて感じる。
入会金 5,000 円 ( 家族会員は不要 )
年会費

10,000 円 ( 入会年は不要 )
1,000 円 ( 家族会員 )

申込方法及び問合わせ先
  下の申込書に記入の上、下記まで。
〒540-0007 大阪市中央区馬場町3-35
大阪府農業会議内 大阪府農業経営者会議
TEL 06-6941-2701   FAX 06-6941-5725